はじめての塗り絵 ― 基本の進め方
「塗り絵をやってみたいけれど、何から始めればいいのか分からない」という方は少なくありません。けれど塗り絵に、むずかしい決まりはありません。好きな色を、好きなように置いていくだけで楽しめます。ここでは、はじめての方が迷わないように、基本の進め方をやさしく案内します。
用意するものはこれだけ
塗り絵を始めるのに、特別な道具はいりません。最初は次の三つがあれば十分です。
- 塗り絵の用紙:気に入った絵柄を一枚。はじめは線が太く、シンプルなものがおすすめです。
- 色鉛筆:十二色ほどのセットがあれば、ひととおりの色を楽しめます。
- 下敷き:机が固いときにあると塗りやすくなります。なければ雑誌などでも代用できます。
足りない色は、近い色で代えてかまいません。まずは手元にあるもので気軽に始めましょう。
塗る前のひと工夫
いきなり塗り始めてもよいのですが、塗る前に全体をながめて「どこを何色にしようか」と思い描くと、仕上がりのまとまりがよくなります。とはいえ、きっちり決める必要はありません。塗っているうちに気が変わってもよいのです。明るい場所で、姿勢を楽にして、ゆったりとした気持ちで向かいましょう。
基本の塗り方
塗り方に正解はありませんが、はじめは次の流れが分かりやすいでしょう。広い面から塗り、細かい部分は後にします。色鉛筆は強く握らず、軽い力で同じ方向に動かすと、むらなくきれいに塗れます。濃くしたいところは、同じ色を二度三度と重ねます。線からはみ出しても気にしないでください。はみ出しもまた、その人らしい味わいです。
気楽に楽しむための心構え
塗り絵でいちばん大切なのは、うまく塗ることではなく、塗る時間を楽しむことです。見本どおりの色でなくてもかまいませんし、空が緑でも、花が青でも、それはあなたの自由な表現です。途中でやめて、また明日続けてもよいのです。完成を急がず、色を選ぶ時間そのものを味わってみてください。
一枚塗り上げたら、ぜひ家族や身近な人に見せてみましょう。「きれいね」の一言が、次の一枚への楽しみになります。好齢舎では、はじめての方でも塗りやすいやさしい図案を無料で配布していますので、気軽な一枚からどうぞ。