浦島太郎(うらしまたろう)

あらすじ

漁師の浦島太郎が、いじめられていた亀を助けました。お礼に竜宮城へ招かれた太郎は、乙姫様から大歓迎を受け、夢のような楽しい日々を過ごします。しかし故郷が恋しくなり、「決して開けてはいけない」と玉手箱を渡されて地上へ戻りました。村はすっかり何百年も経った後の世界に変わっており、途方に暮れた太郎が玉手箱を開けると、白い煙が出てあっという間に白髪のお爺さんになってしまいました。

回想法・会話のヒント

📖 紙芝居・読み聞かせ原稿

【その一】の絵を見せながら

海辺の村に、心優しい漁師の浦島太郎が住んでいました。ある日、浜辺で子供たちがいじめている一匹の亀を見つけます。
「こらこら、かわいそうじゃないか」
太郎は亀を助けて、そっと海へ逃がしてあげました。

【その二】の絵を見せながら

数日後、太郎が海に出ていると、あの時の亀がひょっこり顔を出しました。
「太郎さん、助けていただいたお礼に、竜宮城へご案内します。さあ、私の背中に乗ってください」
太郎は亀の背に乗り、海の底へ潜っていきました。

【その三】の絵を見せながら

竜宮城では、美しい乙姫様が待っていました。タイやヒラメが舞い踊り、見たこともないようなご馳走が並びます。
夢のように楽しい毎日が過ぎましたが、やがて太郎は村に残したお母さんが恋しくなり、帰ることにしました。

【その四】の絵を見せながら

乙姫様は「決して開けてはいけませんよ」と、お土産に玉手箱を渡しました。
しかし、浜辺に戻ると村の様子はすっかり変わり、知っている人は誰もいません。竜宮城での数日は、地上では何百年だったのです。
途方に暮れた太郎が玉手箱を開けると……モクモクと白い煙が出て、太郎はあっという間に白髪のお爺さんになってしまいました。