さるかに合戦(さるかにがっせん)

あらすじ

カニが猿に騙されておにぎりを柿の種と交換させられます。カニが育てた柿の木に猿が登り、甘い柿を独り占めして、カニには青くて硬い柿をぶつけて大怪我をさせました。怒った子ガニの元に、栗、蜂、牛糞、臼が助太刀に集まります。猿の留守に家に忍び込み、囲炉裏で栗が弾け、水桶で蜂が刺し、逃げようとして牛糞で滑り、最後に屋根から臼が落ちてきて、見事に猿を懲らしめました。

回想法・会話のヒント

📖 紙芝居・読み聞かせ原稿

【その一】の絵を見せながら

カニが美味しいおにぎりを持っていると、ずる賢い猿がやってきました。
「おいカニどん、この柿の種と交換しよう」と騙し取ってしまいます。
カニは仕方なく種をまき、「早く芽を出せ柿の種」と大切に育てました。

【その二】の絵を見せながら

見事な柿が実りましたが、カニは木に登れません。やってきた猿が木に登り、甘い柿を独り占め。
下で待つカニには、わざと硬くて青い柿を力いっぱいぶつけ、カニは大怪我をしてしまいました。
それを見ていた栗や蜂、臼たちが、カニの敵討ちに立ち上がります。

【その三】の絵を見せながら

仲間たちは、留守の猿の家に忍び込んで隠れました。
帰ってきた猿が寒がって囲炉裏に近づくと、火の中で熱くなっていた栗が「パーン!」と弾けて猿の顔に当たりました。
「あつっ!」猿が急いで水桶に顔を突っ込むと、今度は蜂がチクリと刺しました。

【その四】の絵を見せながら

「痛い、痛い!」慌てて外へ逃げ出そうとした猿は、戸口にあった牛の糞でツルンと滑って転びます。
そこへ、屋根の上で待っていた重い臼が、「ドスン!」と落ちてきました。
「まいった、降参だー!」悪い猿はついに懲らしめられましたとさ。