一寸法師(いっすんぼうし)

あらすじ

老夫婦が授かったのは、指先ほどの大きさの「一寸法師」。彼は立派な侍になるため、お椀の舟と箸の櫂、針の刀で都へ上ります。お屋敷で美しいお姫様のお供をしていると、恐ろしい鬼が現れました。一寸法師は鬼に飲み込まれますが、お腹の中から針でチクリと刺して鬼を退治します。鬼が落とした「打ち出の小槌」を振ると、一寸法師は立派な若者に成長し、お姫様と結婚しました。

回想法・会話のヒント

📖 紙芝居・読み聞かせ原稿

【その一】の絵を見せながら

子どものいない老夫婦が神様にお願いして授かったのは、指先ほどの小さな男の子でした。
何年経っても大きくならない『一寸法師』は、「立派な侍になります」と、お椀の舟に乗り、お箸を漕いで、腰に針の刀を差して都へ出発しました。

【その二】の絵を見せながら

都の大きなお屋敷で働くことになった一寸法師は、美しく優しいお姫様のお供をすることになりました。
体は小さくても、心はとても強く勇敢な一寸法師を、お姫様もとても気に入りました。

【その三】の絵を見せながら

ある日、お寺へのお参りの途中で、恐ろしい赤鬼が現れお姫様をさらおうとしました。
「お姫様には指一本触れさせないぞ!」一寸法師は鬼の口に飲み込まれてしまいますが、お腹の中から針の刀でチクリ、チクリ!たまらず鬼は逃げ出しました。

【その四】の絵を見せながら

鬼が落としていった不思議な『打ち出の小槌』。
お姫様が「大きくなぁれ!」と小槌を振ると、一寸法師の背はぐんぐん伸びて、とても立派な若者になりました。そしてお姫様と結婚し、幸せに暮らしました。めでたし、めでたし。