花咲か爺さん(はなさかじいさん)

あらすじ

優しいお爺さんの愛犬シロが「ここ掘れワンワン」と鳴いた場所から小判が出ました。欲張りな隣人がシロを奪い、ガラクタしか出なかったため怒って殺してしまいます。悲しむお爺さんがシロの墓の木で臼を作るとまた宝が。隣人は臼を奪い燃やして灰にします。お爺さんがその灰を枯れ木に撒くと、見事な満開の桜が咲きました。通りかかった殿様が大層喜び、お爺さんはたくさんの褒美をもらいました。

回想法・会話のヒント

📖 紙芝居・読み聞かせ原稿

【その一】の絵を見せながら

心優しいお爺さんとお婆さんが、犬の『シロ』を我が子のように可愛がっていました。
ある日、畑に出るとシロが「ここ掘れ、ワンワン!」と鳴きます。お爺さんがクワで掘ってみると、なんと大判小判がザクザクと出てきました。

【その二】の絵を見せながら

それを羨んだ欲張りな隣人が、シロを無理やり連れ去ります。しかしガラクタしか出なかったため、怒ってシロを殺してしまいました。
悲しんだお爺さんは、シロのお墓に生えた木で臼(うす)を作りお餅をつきました。すると、またしてもお餅が宝物に変わったのです。

【その三】の絵を見せながら

隣人はまた臼を奪いますが、汚いものしか出ません。怒った隣人は臼を燃やして灰にしてしまいました。
お爺さんは「せめて灰だけでも」と持ち帰り、枯れた桜の木に登って「枯れ木に花を咲かせましょう!」と灰をパッと撒きました。

【その四】の絵を見せながら

するとどうでしょう!枯れ木に、見事な満開の桜の花が咲き誇りました。
ちょうど通りかかったお殿様がそれを見て、「見事な桜じゃ!」と大喜び。お爺さんはたくさんのご褒美をもらい、お婆さんと幸せに暮らしました。めでたし、めでたし。