ダイダラボッチ

あらすじ

ダイダラボッチは、日本各地に伝説が残る、山のように巨大な妖怪(神様)です。雲を突き抜けるほど大きく、彼が歩いた足跡には水がたまって大きな湖になりました。また、「日本一の山を作ろう」と近江の土を掘って運び、その跡が琵琶湖になり、積んだ土が富士山になったという壮大な国造りの伝説があります。作業を終えた彼は、山並みの一部となって眠りにつきました。

回想法・会話のヒント

📖 紙芝居・読み聞かせ原稿

【その一】の絵を見せながら

むかしむかしの日本には、雲を突き抜けるほど大きくて、力持ちの巨人『ダイダラボッチ』がいました。
ズシン、ズシンと一歩歩くごとに、大地が大きく揺れます。

【その二】の絵を見せながら

ダイダラボッチの足跡は、とてつもなく巨大です。
彼がズシンと踏み込んだ足跡に雨水がたまると、大きな大きな『湖』になりました。日本のあちこちにある湖は、彼の足跡だと言われています。

【その三】の絵を見せながら

ある時、彼は「よし、日本一高い山を作ろう!」と思い立ちました。
ザクッ、ザクッと土を掘って高く積み上げます。その掘った大きな穴が『琵琶湖』になり、積み上げた土が、あの日本一の『富士山』になったそうです。

【その四】の絵を見せながら

たくさんの山や湖を作り終えたダイダラボッチは、「あー、よく働いた」と大きくあくびをしました。
そしてゴロンと横になると、そのまま山並みの一部になって、静かに眠りにつきました。めでたし、めでたし。